コンビニでジャンプ立ち読みしてる社会人は恥を知れ

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社会人はみんなジャンプ読みたいなら買え。

 

 

こんにちは。Tom.o.White(@tw_dialmmm)です。

ジャンプは原作派かつアナログ派です。ジャンプ+(電子書籍)は海外に行ってから考える。

 

 

みなさんは「週刊少年ジャンプ」を読んだことはありますか?

おそらくほとんどの日本男児は一度は読んだことあるだろうと思います。

ドラゴンボール、キン肉マン、遊戯王、スラムダンク、ジョジョ、ダイの大冒険、北斗の拳、DEATH NOTE、るろうに剣心、シャーマンキング、NARUTO、ホイッスル、暗殺教室、テニプリ、I's、いちご100%、リーダー伝タケシ、キャプ翼、幽白など世に放たれた作品の数々は枚挙に暇がないです。

あくまでも一例なので、これがないあれがないっていうのは受け付けていません。笑

 

 

一時期は暗黒期突入なんて囁かれていましたが、ここ最近のジャンプは個人的にかなり盛り返してきていると感じています。

 

ONE PIECE、BLEACH、トリコ、銀魂、こち亀などベテラン勢の安定感もさることながら、中堅層がかなり厚くなってきてます。

相撲、ワートリ、ソーマ、ヒロアカ、ハイキュー、すじピン、ブラクロ、ものの歩、辺りはきちんと「努力・友情・勝利」してるし、ギャグ枠は左門くん、斉木楠生、磯兵衛で安定して笑いを提供してくれるし、ニセコイ、ゆらぎ荘は青少年をうまいこと刺激してくれるし、鬼滅の刃と日常閻魔帳なんかは新しい風を吹かせてくれています。

NARUTOも月一連載ではあるものの復活してるし(作者違うけど)、HUNTER×HUNTERの再開も見逃せません。

 

 

とにかく、ジャンプ最近また面白くなってきてるのよ!

 

 

僕がジャンプを買う理由

高校生の頃、僕がチャリ通で片道11キロを通ってました。

距離もさることながら、群馬県は山ばかりなのでアップダウンが激しく、さらにはからっ風と呼ばれる強風がかなりしんどかった。

そのため道中のコンビニで休憩がてら、ジャンプの立ち読みしてました。当時のコンビニ店員さんごめんなさい。

 

元々マンガが大好きだった僕は、ジャンプを読みながらその熱さに興奮し、アドレナリンを感じながら帰宅のエネルギーと帰宅後の勉強へのパワーを養っていたんです。

作中で頑張っているキャラを見ながら「俺も頑張らなきゃ」って思ってたんです。マジで。

ジャンプがなかったら大学落ちてたんじゃないかしら。

 

そんな過去を反省し、罪滅ぼし・恩返しの意味を込めて、さらに未来の子どもたちが立ち読みしても集英社がまだまだ運営できるようにという願いを込めて、僕は毎週ジャンプを購入しています。

 

 

そもそもなんで立ち読みするの

「だってジャンプの中で読みたいやつは2~3こしかないから」

うるせえ、だったらコミックス買え。

そのマンガを読みたい気持ちは、ジャンプを立ち読みするほどの行動の熱意は、コミックスなり電子書籍なりを購入して欲求を満たせ。

その熱量を、金銭の授受に変えて「応援」というかたちにしてくれ。

 

 

ジャンプを買うことが何につながるのか

それは金の卵が孵化する土壌をつくることだと僕は思います。

 

話は少し逸れますが、ジャンプのマンガたちの間のページで、アマチュアの漫画家たちが表彰・講評されているのを見たことありますか?

ジャンプに限らず、マンガ雑誌ではそれぞれコンテストを定期的に開催しています。○○賞とか○○杯みたいなやつです。

よく読み切りで新人枠が設けられますが、あれはコンテストで優勝したアマチュアたちのマンガが掲載されています。

このコンクールには、順位に応じて賞金がもらえます。最優秀賞になると○十万とかもらえるんです。

ところでその予算ってどこから出てるんですかね?

当然、売上ですよね。

 

電子書籍への移行や無料マンガアプリの台頭など、様々な影響を受けながら、ジャンプ本誌の売上はかつてないほどに減少しています。

もしかしたらコンテストの金額がどんどん少なくなるかもしれません。

それってコンテストを受ける人たちからしたら、結構モチベーション下がると思いません?

 

マンガを書いて不特定多数に見てもらうだけなら、もう誰でも出来てしまう時代です。

pixivなり、Twitterなり、新都社なり、無料のサービスは探せばいくらでもあります。

そんな中でも、本気で商業誌掲載を目指す夢を持つ人たちを、僕は応援したい。

なぜなら、彼/彼女のマンガは将来僕らをはちゃめちゃに興奮させてくれるかもしれない。

僕らにとってのワンピースやNARUTO、はたまたドラゴンボールやスラムダンクのように、未来の子どもたちにとって青春時代の象徴となるマンガを生み出してあげたい。

 

僕らがジャンプを買うことは、少なからず未来の子どもたちのためにもつながっているんですよ。

 

 

雑誌の購入とはマンガ界への投資である

ぶっちゃけ、特定の漫画家さんを応援したいならコミックスの購入が一番効率良いです。それも発売してから1週間以内にね。早ければ早いほど良い。

それでも僕がジャンプなどの雑誌の購入を勧めるのは、「雑誌購入=マンガ界への投資」であるからに他なりません。

 

もう少年マンガの題材・ジャンルとしてはやり尽くした、なんて言われながらも新しいものはどんどん出てきます。

 

今やジャンプの準看板と言われているハイキュー!は、書き文字(台詞みたいなフォント文字ではなく、作者が直接書く文字。擬音語によく使われる。ワンピースでいう「ドン!」ってやつ)の進化形を生み出して、バレーボール特有のスピード感を損なわずに選手の動きを表現することに成功してます。

作者が前作で怪談系マンガを描いてたことも手伝って、一瞬を表現する能力がダントツに上手いんですよね。

単純に題材で言えば火ノ丸相撲なんかすごいです。相撲なんて題材にしたマンガ、最初は即打ち切りだと思ってましたよ僕。それがもう毎週熱いのなんのって。

ソルキチなんかも斬新だったなー。え?本誌から移籍したマンガなんて刹那で忘れちゃった?

こういう新しいマンガと出会ったときのワクワク感を求めて、僕はジャンプを買っていると言っても過言ではありません。

 

 

ジャンプは買って読むもの

もう何度も同じようなこと言ってますが、未成年が立ち読みしても集英社が存続していけるように大人はちゃんとジャンプ買おうぜ。

子どもたちの青春を作り出すのは僕たち大人にかかってるんですよ。とまで言うと大げさかもしれませんが。

 

立ち読みしてる子どもたちを横目に、ジャンプを颯爽とレジに持っていく大人の背中を見て、「俺も大人になったらジャンプは買って読まなきゃ」って一人でも思ってくれたら万々歳です。

そうしてその子が大人になってジャンプを買う姿を子どもが見て……という風に次の世代へとつながっていってほしい。

まあほとんどは「大人になってもジャンプ読んでんのかよ」とか思われそうですが。笑

 

それでも、一人でも多くの大人がジャンプを立ち読みから購入に変えてくれたら、きっと僕らマンガを愛する人々の人生はより豊かになるんじゃないかと願ってやみません。

 

 

最後にどうしてもこれだけ言わせてください。

『俺たちの戦いは、まだまだこれからだ!』

 

 

 

Tom