入間基地ランウェイウォーク2017体験レポ! 40名限定の「C-1輸送機地上滑走」にも参加してきたよ
ランウェイウォーク体験レポの中でもCー1輸送機に試乗できた貴重な記事。
埼玉県にある航空自衛隊入間基地では、毎年5月頃になるとランウェイウォークイベントが行われている。
ランウェイとは滑走路のことであり、普段なら入ることすら叶わない基地内のしかも滑走路を歩くことができるイベントなのだ。行かないわけがない。
しかしこのイベントは抽選による選考で当選した人のみが参加できるイベント。
そこで軽い気持ちで応募してみたら幸運にも当選したので、彼女氏も連れて一緒に参加してきた。
入間基地ランウェイウォーク 応募方法
入間基地ランウェイウォーク 当選通知はこんなかんじ
入間基地ランウェイウォーク2017当選しましたー!しかもC-1輸送機の体験試乗も当選!!!体験試乗の倍率はなんと約120倍!
— Tom@宮古島 (@tw_dialmmm) 2017年5月1日
こりゃ今年の運全て使い切ったかもしれんわ pic.twitter.com/zWC7ozvrsU
入間基地ランウェイウォークは往復ハガキで応募しているので、当落通知も当然ながらハガキで行われる。
Twitterで様子を見ていると、落選通知の人が先に送付され、当選通知の方が遅くやってくるようだ。
その事実を知らなかった僕は、他の人のツイートを見ながらドキドキしていた。なんせ落選の人へ早く通知が来るため、ツイートされるのは落選通知ばかりなのだ。
2017年は4000通を超える応募があった中で、参加できるのは1000人。地味に倍率が高い。
しかし、ブログURLを記入したのが功を奏したのか、見事当選したのである。
さらに当選者の中でもさらにわずか40名しか選ばれない「C-1輸送機 地上滑走特別試乗」にも選ばれた!
初応募でここまで運がいいともう二度と行けない気がしてくる。
ランウェイウォーク2017 当日の様子
当日の朝、受付を済ますと参加証を人数分手渡される。
このストラップの色が青と黄色で分かれている。
黄色はC-1輸送機の特別試乗参加者のみに配られる特別な色。なんとも誇らしい。
Cー1輸送機試乗はランウェイウォーク前に行われる。
テント内で点呼による参加者の確認が行われたのち、建物内へ誘導されてCー1輸送機についての説明を受けた。
特別試乗の一部始終を動画で撮影してきたので、詳しくはぜひ下の動画をご覧いただきたい。
C-1輸送機の試乗が終わったのち、ランウェイウォークイベントが開始される。
イベント開始時には開会式が行われ、参加者が一箇所に集められる。
参加者に混じるように「自衛官募集」と書かれたのぼり旗を背負った自衛官の方がいたのは非常に面白かった。
雨の中でも笑顔がまぶしい。
2017年のランウェイウォークはあいにくの雨。
しかも小雨などではなく、しっかりと降り注ぐ雨だった。
カメラを持って行ったが正直写真どころではない。
ランウェイウォークでは傘をさすことが禁止されている。
傘が放置されると航空機のモーターに巻き込まれるおそれがあり危険という情報もあったが、単純に人が大勢集まっているところで傘をさしていたら危ない。
これだけ傘禁止のアナウンスをしているにもかかわらず、雨足が強くなってくると傘を使おうとする人間がいることがいたことに驚く。
もう一度言うが傘は禁止だ。ポンチョやレインコートなどの雨具を持参しよう。
ランウェイウォークは全部で4キロの道のりを歩くイベント。
だが疲れてしまった人のために途中で滑走路をショートカットする道が用意されている。
この日は雨だった上に最高気温が19度という環境で体がすっかり冷えてしまったため、滑走路のショートカットがあることはとても助かった。
ランウェイウォーク後には美味しいカレーが待っている
ランウェイウォークを終えた後は通称イーグルカレーと呼ばれる航空自衛隊のカレーを無料で食べることができる。
ランウェイウォーク会場と食堂は離れているので巡回バスを利用しよう。
イーグルカレーは自衛官の方が配膳してくれる。
我々は座って待っているだけでいいのでなんとも贅沢だ。
こちらの自衛官さんは僕がカメラを向けたことに気づいて、ポーズを一瞬固定してくれた。なんとも心優しい方である。
さいごに
ランウェイウォークイベントではこの他にも音楽隊によるステージや、さまざまな機体の展示もあるので自衛隊ファンならずとも楽しめるイベントだった。
倍率の高いイベントではあるが、ぜひ応募してみて参加してみてほしい。
また、このイベントを毎年開催してくれている入間基地航空自衛隊をはじめ自衛隊の方々には本当に感謝するばかりである。