肉の尊さに五体投地。千駄木『肉と日本酒』で地上最強の優勝をキメる。
肉、それは混沌の俗世に浮かぶ宝石。
先日、一部界隈で噂になっているでこ肉会に初めて参加させていただいた。
でこ肉会とは、でこいさん(@decoy_284)という頭おかしいカリスマブロガーが主催している、肉を喰らう会である。
今回はでこ肉会の中でも超でこ肉会と呼ばれる酒池肉林の大宴会に参加。
参加者はなんと30人強。
カリスマっぷりがお分かりいただけるだろう。
肉に備えて対ショック体勢をとる
開催地となったお店は『肉と日本酒 』
千駄木にある、貸切予約でしか入店できないやばい焼肉屋さんである。
噂によると、本丸であるお肉の衝撃が半端じゃないらしい。
対ショック体勢をとるべく、まずはグラスに酒を注ぐ。
肉(29)と書いてあるので、これは実質肉なのだろう。
優勝。
その瞬間はいつも輝かしい。
ちなみに、ブロガーたちの乾杯は左手と決まっている。
なぜなら彼らの右手にはリーサルウェポン(高級カメラ)が隠されているからだ。
お肉が来る前にお品書きを眺めて妄想に浸るも良し。
日本アルプスの如く連なる3種のナムルを堪能するもまた良し。
そして"あいつ"がやってきた
強い。
もはや畏敬の念さえ沸いてくる。
店員さんがそれぞれの肉の説明をしてくれるのだが、まるでこの世の成り立ちを聞いているかのようだ。
店員さんの説法が終わったら即焼く。即喰う。
「色即是喰、喰即是色」
食べることでこの世の理を見出せる気さえしてくる。
それまでの雑念が吹き飛ぶ色味、そして旨さ。
神のごとき圧倒的なポテンシャルを前にして言葉もない。
塩焼肉とタレ焼肉の2種類が出される。
柔と剛、どちらも合わせ持つ最強の武人。最高の優勝。
ビールの大三元。異論は認める。
肉と日本酒では、その名の通りこの世の全て(と思えるほど)の日本酒が揃えられている。
Tomおじさんが座ったテーブルにはビール愛好家が意外と多かった模様。
「ツイッターでお見かけするも実際に会うのは初めまして」な方々へご挨拶していたら、日本酒の銘柄を撮影するのを失念するという体たらく。
次回に期待。
ご飯はセルフサービスなのだが、これをなんと牛丼にできる。
しかも無料。
また、プラス100円で卵をつけることもできる。
今までは生卵だけだったが、温泉卵も追加されたようだ。
100円で魂が救済される旨味を味わえるので、これはもはや実質無料。
〆の冷麺で心を落ち着ける。
魂を呼び戻し、明日からまた頑張れそうだ。