クリスマスと横浜と、X100F。
「クリスマスの横浜はやばい」と言うけれど、実際どれくらいやばいんだろう?
デートのプランニングやサプライズなどが致命的に苦手なTomおじさん。
案の定、クリスマスにどこへ行こうか決めかねていたので彼女氏に相談することにした。
「横浜の赤レンガ倉庫行きたい」と言う彼女氏。
人混みをなるべく避けて生きてきた陰キャ寄りのおじさんだったが、今年は彼女氏最後の学生生活ということもありリクエストに応えることに。
友人知人にクリスマスの横浜へ行く旨を伝えると、みな一様に死地へ向かう戦友を見送る表情をするため、当初は恐怖しかなかった。
一方で写真が撮れる嬉しさもあり、こういう時にカメラ女子を彼女に選んだことを喜ばしく思ったりする。
クリスマスの横浜赤レンガ倉庫、人がやばいけど思ったほどではない
2時間ほど電車に揺られたのち、少し歩いて横浜赤レンガ倉庫に到着した。
赤レンガ倉庫ではクリスマス時期に「クリスマスマーケット」が開催されている。
なるほど、このイベントのおかげで無駄にたくさんの観光客で賑わっているようだ。
マーケット内ではホットワインやビール、クリスマスならではの料理、クリスマス雑貨などを販売する出店が立ち並んでいた。
どうでもいいが出店って何か他に良い言い方がなかったものだろうか。
クリスマスマーケットはドイツのイベントをモチーフにしているらしく、料理や雑貨などはドイツのものが多かった。シュトレンとかソーセージとか。
飲食関係のお店は長蛇の列を作っていて、余計に混雑を感じさせる。
ディズニー事情に詳しい彼女氏が言うには「クリスマスのディズニーより混んでる」とのことだったので、やっぱり人混みは半端じゃないみたいだ。
しかし、Tomおじさんはまっすぐ歩けないぐらいの混雑具合を予想していたので、止まらずに歩みを進められるだけ全然マシかなと感じた。
出店のブースを抜けると待っているのは巨大なクリスマスツリー。
大きさもさることながらイルミネーションの綺麗さに圧倒される。
せっかくなので近くまで見に行ってみた。
綺麗すぎる。
このクリスマスツリーの足元にはベルが2つ設置されていて、カップルで仲良く鳴らす仕様になっている。
ちなみにおじさんと彼女氏はこういうのにまるで興味ないのでスルー。
同じようにベルに全く興味はないカップルも多いようで、彼ら彼女らはこのツリーを背景に自撮りしていた。
結果的に、ベルに並ぶカップルたちと自撮りするカップルでツリーの周囲も大変混雑していた。
しかし、せっかくクリスマスツリーがあるのにただ自撮りするのも芸がない。
もっと周りのカップルと差をつけながら、破壊力ある写真を撮れないものかと考えた。
それがこちら。
最近はハートを作る時はこのようにするのだと彼女氏から教わった。
指でハートを作るのに慣れてないおじさん、いささかぎこちない。
隣接されたスケートリンクで遊んでみる
赤レンガ倉庫の横にはスケートリンクが設置されている。
入場料と貸し靴料込みで1人1,000円で楽しめる。
ただとにかく混んでいるうえ、アイススケート初心者の人が滑っているため正直めっちゃ危ない。
周りはめっちゃコケまくるし、止まり方を知らないで突っ込んじゃう人もいる。
あと製氷されないため、リンクがズタズタになっていて普通に滑っていても転びやすい。下手したらもらい事故しちゃうかも。
なんだかんだ言いながらしっかり滑ってしっかり楽しんだわけだが。
海沿いは9時過ぎになるとガラガラ
赤レンガ倉庫を離れ帰ろうとしたところ、彼女氏がとても良い背景になる場所を見つけてくれた。
カップルだらけだと思っていたのだが、とにかく寒かったせいか誰もいない。
残念ながら三脚を持っていなかったため、なんとか台になりそうなところを探して撮影したらいい感じに角度がついてくれた。
恐怖におののいていたクリスマスの横浜だったが、予想以上に楽しむことができた。
カップルじゃないと厳しいかもしれないが、一度は行ってみる価値があるだろう。