香川名物「骨付鳥」を横浜で味わえる 「一鶴」横浜西口店のパフォーマンスがヤバい
横浜に行くと実質香川旅行が体験できるらしい。
数年前からテレビなどで取り上げられている香川県で有名な骨付鳥。
骨付鳥が食べられるお店はチェーン展開しているのだが、どうやらそれが関東でも食べられるとのこと。
この記事を受けてかどうかは定かでないが、Twitterの大きなお友達に誘われて、僕たちは横浜まで向かったのだった。
現地到着
横浜駅西口からほど近くにお店があるため、まず迷うことがないので助かる。
土曜日の16時にお店に入ったのにちょっと待たされたのはびっくりした。すでにそんなお客さん入ってるんか。
早速酒を注文するわけだが、このお店黒ビールが置いてある。しかもハーフ&ハーフにできる。
嬉しさのあまり最初からハーフ&ハーフで注文。
宴が、始まる。
今回誘ってくれた大きなお友達が、実は香川県出身とのこともあり注文はほぼ彼に任せる。
こちらは親鳥の切身が入った練り物。すでに美味い。
もろきゅう。かわいい。
つまみを嗜みながら少し待つと、おやどりが運ばれてくる。
おやどりは最初からカットされていて、食べやすいように見える。
だが、口に含むとその弾力性に驚かされる。
まず齧る。が、当然噛み切れない。
噛み切れないので引きちぎる方向へシフト。
ここまで引っ張ってようやく千切れる。
皮だけでなく肉自体も非常に歯ごたえがあり、いつまでも咀嚼していられる気がする。
ちなみに骨の末尾を紙ナプキンでぐるぐるにしておくと手が汚れなくてすむ、とのこと。
2枚ほど巻くのがオススメ。
続いて、こちらがひなどり。
こちらは食べやすい柔らかさになってることもありカットされていない。
このように普通に食べられる。
ちなみに肝心の味だが、どちらもスパイスが利いており且つ肉汁が溢れてきてめちゃめちゃ美味い。
どちらかというと、おやどりの方がスパイス強め。辛いもの好きやお酒好きな人はおやどりの方が好まれるかも。
個人的にはおやどり→ひなどり→おやどりの順で食べて〆が理想(デブ)。
でも結構なボリュームあるので、普通の人ならおやとひな1つずつ食べたらお腹いっぱいになりそう。
このタイミングで香川県出身の友人がアドバイスをくれる。
「大体いつもは鶏めしかおにぎりも一緒に頼むんだけど、どうする?」
腹はまだ余裕。食欲は順調。オールグリーン。
注文する以外の選択肢はない。
僕はおにぎりを注文。
小ぶりなおにぎり3つと共にスープも付いてくる。これも鶏ガラが利いた塩味でめっちゃ美味い。
ちなみに先ほどの鶏めしの写真は友人が注文していたものだ。
おにぎりにはほとんど味が付いていない。
なぜなら、鶏肉の油につけるから。
ディップ is ジャスティス。
白米という名のステージで、塩気の強さと鶏肉の肉汁のハーモニーが最高のパフォーマンスを披露してくれる。
アンコールは必然。
この余韻をいつまでも噛み締めていたくなる。
横浜にいながら香川を味わえる「一鶴」。
パフォーマンス高すぎて首都圏在住の方は少し足を伸ばしてでも行く価値がありすぎるのでおすすめ。